トレーニング リコール(呼び戻し)1
今日は、リコール(呼び戻し)をやります。
本日はリコールの前置きになりますね。
前置きがとても重要になります。
リコール(呼び戻し)
1.リコールのトレーニングを行う前提としてアイコンタクトのトレーニングがしっかりとできていることです。
リコールはいざという時に命を助けるコマンドにも成りえます。とても大切なトレーニングなので他のトレーニングよりも、極力、失敗しないように工夫しながら取り組む必要があります。
トレーニングで失敗を多くしてしまうと命令を聞かない習慣ができてしまうのです。
失敗しない工夫というのは、まずは、アイコンタクトをしっかりと取らせることです。
自分にアテンションがとれていない時に「おいで」の命令を出しても失敗する可能性が多いのです。その場合は必ず名前を呼んでアイコンタクトをとって「おいで」のコマンドを出します。
アイコンタクトが完璧であれば名前を呼べばアイコンタクトしてくれますが、残念ながら名前を呼んでもアイコンタクトをとってくれない時もあります。
その時は、犬に「大変なことが起こった」という気持ちで、しゃがんだり寝転んだりして大声で叫ぶ、急いで近寄って犬のお尻を両手でタッチ(タッチする強さは状況によって変える必要があります)する等して何が何でも犬の気を引きます。
その他の方法では、急いで犬に近寄っておやつで気を引き、犬は正面から走り寄って、自分は後ろ歩きします、これを3m程度行いましょう。この時、おやつはあげません、気を引くだけのものとして利用します。
2.リコールをどんなときに使うか
以下の実生活で使えます。
①リードを放してしまった時
②首輪が外れてしまった時
③ドックラン等
④愛犬がどこにいるか分からない時
3.リコールトレーニングの最終目標
ここでは呼び戻しの最終的な形として「犬が寄ってきて自分の前で自然に座る」にします。
4.重要事項
1つ目は、本当に「おいで」をできるようにしたい方は、呼び戻しをした時は「必ず良い事(大好きなおやつやおもちゃを与える)がある」ようにします。例外は許されないと思ってください。
普段、何気なく「おいで」と言ってしまって、ご褒美を忘れてしまうことってありますよね。
ですから「おいで」は、特別な言葉であるという認識に変えてください。
「おいで」を言う前に ⇒ 「ご褒美の準備」という頭の回路が確立されるまでは本当に注意が必要です。
もし間違って、大好きなおやつや、おもちゃを準備せずに「おいで」と言ってしまったら、いっぱい撫でて褒めてあげてください。
もうひとつ、嫌なこと(例えば爪切り)を始める時には呼び戻しや、名前を呼んではいけません。黙って捕まえて、嫌な事を実行します。
「おいで」の言葉にはマイナスイメージは許されないというくらいの思いで取り組みましょう。
「4.重要事項」では、うるさいことを言っていますが、「おいで」ができるようになるにはその程度は、気を使ってトレーニングする必要があることをご理解いただければと思います。
2つの重要事項については、最初は「あっ忘れた」、「やっちゃった」と面倒に感じますが、習慣化されれば何てことはありませんので。
また、「おいで」は面倒な分、愛犬の一歩の成長が本当に嬉しく思えますよ。
焦らず、諦めずに取り組めば必ず前進できますよ。
「おいで」の教え方は次回にします。
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前置きがとても重要になります。
リコール(呼び戻し)
1.リコールのトレーニングを行う前提としてアイコンタクトのトレーニングがしっかりとできていることです。
リコールはいざという時に命を助けるコマンドにも成りえます。とても大切なトレーニングなので他のトレーニングよりも、極力、失敗しないように工夫しながら取り組む必要があります。
トレーニングで失敗を多くしてしまうと命令を聞かない習慣ができてしまうのです。
失敗しない工夫というのは、まずは、アイコンタクトをしっかりと取らせることです。
自分にアテンションがとれていない時に「おいで」の命令を出しても失敗する可能性が多いのです。その場合は必ず名前を呼んでアイコンタクトをとって「おいで」のコマンドを出します。
アイコンタクトが完璧であれば名前を呼べばアイコンタクトしてくれますが、残念ながら名前を呼んでもアイコンタクトをとってくれない時もあります。
その時は、犬に「大変なことが起こった」という気持ちで、しゃがんだり寝転んだりして大声で叫ぶ、急いで近寄って犬のお尻を両手でタッチ(タッチする強さは状況によって変える必要があります)する等して何が何でも犬の気を引きます。
その他の方法では、急いで犬に近寄っておやつで気を引き、犬は正面から走り寄って、自分は後ろ歩きします、これを3m程度行いましょう。この時、おやつはあげません、気を引くだけのものとして利用します。
2.リコールをどんなときに使うか
以下の実生活で使えます。
①リードを放してしまった時
②首輪が外れてしまった時
③ドックラン等
④愛犬がどこにいるか分からない時
3.リコールトレーニングの最終目標
ここでは呼び戻しの最終的な形として「犬が寄ってきて自分の前で自然に座る」にします。
4.重要事項
1つ目は、本当に「おいで」をできるようにしたい方は、呼び戻しをした時は「必ず良い事(大好きなおやつやおもちゃを与える)がある」ようにします。例外は許されないと思ってください。
普段、何気なく「おいで」と言ってしまって、ご褒美を忘れてしまうことってありますよね。
ですから「おいで」は、特別な言葉であるという認識に変えてください。
「おいで」を言う前に ⇒ 「ご褒美の準備」という頭の回路が確立されるまでは本当に注意が必要です。
もし間違って、大好きなおやつや、おもちゃを準備せずに「おいで」と言ってしまったら、いっぱい撫でて褒めてあげてください。
もうひとつ、嫌なこと(例えば爪切り)を始める時には呼び戻しや、名前を呼んではいけません。黙って捕まえて、嫌な事を実行します。
「おいで」の言葉にはマイナスイメージは許されないというくらいの思いで取り組みましょう。
「4.重要事項」では、うるさいことを言っていますが、「おいで」ができるようになるにはその程度は、気を使ってトレーニングする必要があることをご理解いただければと思います。
2つの重要事項については、最初は「あっ忘れた」、「やっちゃった」と面倒に感じますが、習慣化されれば何てことはありませんので。
また、「おいで」は面倒な分、愛犬の一歩の成長が本当に嬉しく思えますよ。
焦らず、諦めずに取り組めば必ず前進できますよ。
「おいで」の教え方は次回にします。

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