犬には即座の対応が重要
犬は褒められた瞬間、間違えを伝えた瞬間、罰をされた瞬間の状況を学習します。
ですから犬を褒めたり、間違いを伝えたり、罰したりは「即座」に対応して正確に認識させることが重要です。
具体例として「お座り」をしたら「褒められる」場合を考えましょう。
お尻が床についたら即座に褒めます。そうすると「お座り」をすると「褒められる」という学習がされます。
次にお尻が床について5秒経って褒めたとします。5秒後の犬は飼い主に「飛びついた」瞬間だとします。そうすると「飛びつく」と「褒められる」という学習をしてしまいます。このように褒めるタイミングが遅れると犬は飼い主の意図とは異なった認識をしてしまいます。
参考)即座に褒める件について
即座に褒める件で、犬が近くにいれば即座に褒めることは可能です。しかし、少しでも距離が離れていると即座に褒めることが難しいですよね。
ですので、即座に褒めの行動の代わりに、いつも決まった言葉を発する、音をたてる等します。例えば即座に「よし」という言葉をかけます。そして3秒以内に必ず「おやつをあげる」、「よし、よし」等と言って撫でる等のご褒美を与えます。そうすると「よし」という言葉で褒美が連想できるようになります。「よし」と言われた瞬間に褒められる行動をしたという認識ができるようになります。
重要なカギは即座に「よし」の言葉の後、3秒以内に必ず、ご褒美を与えることです。

にほんブログ村
スポンサーサイト