知られていない「落ち着いた毅然とした態度」 ~2~
昨日の続きです。
「愛犬と接するときは落ち着いた毅然とした態度」を解説します。
愛犬のトレーニングをとおして説明したいと思います。
愛犬が興奮していても自分が落ち着つけば愛犬も落ち着きやすくなります。たとえば興奮して走り回っていつもダメを連発して焦ってしまう人であれば、言葉を何も言わずに愛犬が走り回っていることを気にせずに落ち着いてみましょう。しばらくその状態でいれば愛犬は必ず落ち着いてきます。
これを実感できたらその心の落ち着いた状態をよく覚えてください。
その落ち着いた心の状態で「毅然とした態度」を愛犬に示します。
例えば、愛犬に入って欲しくない部屋があったとします。
出入り口で待てをして体を押さえます。少しでも体が止まったら、自分はその部屋に入ります。
普通の愛犬であれば、あなたの後を追って部屋に入ろうとします。
その入ろうとしたときにいち早く急いでブロックします。ミスして部屋に入ってしまったら、急いで、部屋から出します。できるだけ早く気付いて対応するほうが好ましいです。この対応はすべて声を出さずにやるか、声を出しても「シッ」と一回言うだけで十分です。声は自分が行動する直前に出します。また、ここでは「シッ」という言葉は「その行動は違うよ、間違ってるよ」という意味で使っています。
再度、体を押さえて待たせます。少しでも待ったらあなたは部屋に入ります。するとまた愛犬は部屋に入ろうとします。先ほどと同じでいち早くブロックするか部屋から出します。
これを部屋の外で待つようになるまで繰り返します。しっかり落ち着いた状態でやれば20回もやらなくても待ってくれるようになります。人の気持ちとしては100回でも200回でも繰り返し諦めずにやるつもりでいてください。自分がやろうとしたことは必ずやりきることが重要になります。
これが毅然とした態度になります。
ブロックするにしても部屋から出すにしても、部屋に入って欲しくないことを伝えるために急ぐことはしますが、決して焦る必要はありません。また、何回やっても部屋に入ってしまうからと「なんなんだよ」、「またダメか」等というマイナスエネルギーを心の中で思っただけでも良くありません。ようは落ち着いた精神状態で、待ってくれることを想像して、根気よくやるべきことを繰り返します。
これで永遠に部屋に入らなくならないということはありません。また、しばらくすると部屋に入ってくるかもしれません。その時も諦めずにしっかりと対応しましょう。家族の全員がこれを徹底すると入室禁止部屋に入らないで出入り口で待っていることがあります。このようなときは必ず褒めてあげます。よい行動をしている状態を褒めることはとても重要です。
このようなことを続けるといつしか愛犬は入室禁止部屋に入らなくなります。
文の後半は、「フリーにしている愛犬を入室禁止部屋に入れない方法」の話に変わってしまったようにも思えますが、読み返して頂ければ「落ち着いた毅然とした態度」のことを理解して頂けたと思います。
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「愛犬と接するときは落ち着いた毅然とした態度」を解説します。
愛犬のトレーニングをとおして説明したいと思います。
愛犬が興奮していても自分が落ち着つけば愛犬も落ち着きやすくなります。たとえば興奮して走り回っていつもダメを連発して焦ってしまう人であれば、言葉を何も言わずに愛犬が走り回っていることを気にせずに落ち着いてみましょう。しばらくその状態でいれば愛犬は必ず落ち着いてきます。
これを実感できたらその心の落ち着いた状態をよく覚えてください。
その落ち着いた心の状態で「毅然とした態度」を愛犬に示します。
例えば、愛犬に入って欲しくない部屋があったとします。
出入り口で待てをして体を押さえます。少しでも体が止まったら、自分はその部屋に入ります。
普通の愛犬であれば、あなたの後を追って部屋に入ろうとします。
その入ろうとしたときにいち早く急いでブロックします。ミスして部屋に入ってしまったら、急いで、部屋から出します。できるだけ早く気付いて対応するほうが好ましいです。この対応はすべて声を出さずにやるか、声を出しても「シッ」と一回言うだけで十分です。声は自分が行動する直前に出します。また、ここでは「シッ」という言葉は「その行動は違うよ、間違ってるよ」という意味で使っています。
再度、体を押さえて待たせます。少しでも待ったらあなたは部屋に入ります。するとまた愛犬は部屋に入ろうとします。先ほどと同じでいち早くブロックするか部屋から出します。
これを部屋の外で待つようになるまで繰り返します。しっかり落ち着いた状態でやれば20回もやらなくても待ってくれるようになります。人の気持ちとしては100回でも200回でも繰り返し諦めずにやるつもりでいてください。自分がやろうとしたことは必ずやりきることが重要になります。
これが毅然とした態度になります。
ブロックするにしても部屋から出すにしても、部屋に入って欲しくないことを伝えるために急ぐことはしますが、決して焦る必要はありません。また、何回やっても部屋に入ってしまうからと「なんなんだよ」、「またダメか」等というマイナスエネルギーを心の中で思っただけでも良くありません。ようは落ち着いた精神状態で、待ってくれることを想像して、根気よくやるべきことを繰り返します。
これで永遠に部屋に入らなくならないということはありません。また、しばらくすると部屋に入ってくるかもしれません。その時も諦めずにしっかりと対応しましょう。家族の全員がこれを徹底すると入室禁止部屋に入らないで出入り口で待っていることがあります。このようなときは必ず褒めてあげます。よい行動をしている状態を褒めることはとても重要です。
このようなことを続けるといつしか愛犬は入室禁止部屋に入らなくなります。
文の後半は、「フリーにしている愛犬を入室禁止部屋に入れない方法」の話に変わってしまったようにも思えますが、読み返して頂ければ「落ち着いた毅然とした態度」のことを理解して頂けたと思います。

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